2010年03月10日(水) by karaito
「美しき挑発 レンピッカ展」に行ってきました。
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中です。(2010年3月6日~5月9日)
今まで見る機会が少なかったのですが、タマラ・ド・レンピッカの華やかで
迫力のある作品がずらりとならぶと壮観です。なめらかな肌合いの、でもどこか
冷たさも感じられる美しき女性像は、見た後も強く印象に残っています。
作品だけでなく、レンピッカ自身の写真も展示されていますが、本人も自信に
満ちた美しい女性だったようです。
常識などにとらわれない、自我の強い女性タマラ・ド・レンピッカ。とても興味深い
人生ですが、身近な人びとにとっては、ちょっと迷惑な存在だったかもなんて
思ってしまいました。

この展覧会には、当館所蔵のカッサンドルの〈ノルマンディー号〉も展示
されています。レンピッカが華やかに活動していた時期と、豪華客船
ノルマンディー号が就航してきた時期とは重なっていたのですね。
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先日沼津に行ってきました。
沼津市明治史料館で開催中の「沼津兵学校のすべて」展を見に行ったのです。
沼津兵学校は、明治維新で江戸を追われた徳川家(旧将軍家)が静岡藩と
なって、沼津に開設した陸軍士官学校です。
1869年1月に開校して約3年半で廃校となってしまいますが、そこから多くの
優れた人物が世に出て、日本の近代化に貢献しました。
展覧会で特に私が注目したのは、「沼津版」です。
「沼津版」とは、沼津兵学校の教科書として刊行された印刷物で、英語や
フランス語、洋算、漢学など多岐にわたりました。
この中の一つに『経済説略』があります。
『経済説略』とは、渡部温がイギリスの経済学のテキストから翻刻・出版を
したものです。ほんの一部ですが、アダム・スミスの学説を初めて日本で
原文で紹介したと言われています。
現在、印刷博物館で開催中のコレクション展「ビジネス文明開化」でも
『経済説略』を展示しています。
実はこの本、題箋(だいせん)がついた和綴じの本なのに…、組版が…。
「ビジネス文明開化」展でお確かめください!

沼津市明治史料館
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『チョーサー著作集』を含む5点の書物を、アサヒビール大山崎山荘美術館に貸し出しています。
展覧会名:美しきカントリーライフ 理想郷への回帰とたびだち(~5/30)
オープニング内覧会にご招待いただいたので行ってきました。
京都駅から電車で15分ほどのステキな美術館。落ち着いた雰囲気です。
山腹にある建物は元は別荘だったそうな。春を待つ草木や風がとても心地よいところでした。
『チョーサー著作集』以外にもエリック・ギルの書物&ビーウィックの木版挿絵入り本など。
館でも未公開だった書物たち。
お近くの方はぜひご覧あれ!

緑豊かなロケーション。元気なサルもいる模様

内覧会の様子。視線の先にはチョーサー著作集

学芸員の解説。丁寧に紹介してくださいました
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一泊二日。冬の京都一人旅。
「空海の足跡をたどる」
普段とはひと味ちがう旅でした。
にぎやかな市内を抜け、たどりついたのは神護寺。
弘法大師空海ゆかりのお寺です。
神護寺はご覧の通り、とんでもない山奥にあるお寺で、一人だとさびしいくらい。
中国から密教を伝え、日本に広めた空海は、山岳修行を好みました。厳しい自然を前に自らの信仰を鍛えあげていたわけです。
空海の教えはその後、各寺院で印刷されたり弟子に写しとられたりしながら現在まで伝えられます。
こんな山奥から発せられた空海のメッセージを、いま私たちは書物を通してキャッチできる。
書物=文化の継承者
「すげーなぁ~」
大自然を前にちょっと感動したパーやんです。
来年、空海と書物をテーマに展覧会を開催します。
感動をみなさんと共有できたらな、そう思いつつ準備しています。

バス停から。眼前には清流が流れます

楼門まであと少し。雨だったこの日。参詣者は私だけ。
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2010年03月04日(木) by printingkoubou
ホワイトデーのカードを活版で刷り、一階ショップで配布しております。
また印刷の家では期間限定で通常の印刷体験に加え、ホワイトデーカードを印刷して頂けます。詳しくは印刷の家までお問い合わせ下さい。

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これは印刷博物館にある「活字パズル」です。
モニター画面に現れる言葉の通りに、このような活字の模型を組んでいきます。

文字が裏返しになっている、ということが理解できれば 小学校入学前後のお子様も楽しめます。
でも・・・違う文字を選んでしまったり、上下さかさまに組んでしまったり、意外に全部クリアへの道は遠い。ぜひ挑戦してみてください。
もっとやりたくなった方は「印刷の家」の活版印刷体験をどうぞ!
答えは “さ” でした
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2010年02月27日(土) by dokinchan
毎年4年生、5年生の授業でご一緒させていただいています、文京区立金富小学校さまより、音楽会のご招待を受け、行ってきました。本格的に開催される音楽会で、1年生から6年生の皆さんによる合唱と合奏には、時間を忘れ、ただ、ただ、感動でした。一生懸命、大きな声で歌う姿、いろいろな楽器を使って、プロ顔負けの演奏をする姿から、大変な練習を積んできたことが、伝わってきました。 金富小学校のみなさんの歌声に、元気をいっぱいもらった1日でした。
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「明かりをつけましょ ぼんぼりに♪」
の「ぼんぼりって何」って不思議に思った記憶が鮮明に残っています。
パーやんです。
男の子であるパーやんに、ひなまつりにかける女の子の想いは今一つピンときません。
けれども、いま工房でつくっているひなまつりカードのかわいらしさはわかります。
ぜひ参加してみてください。
今週の日曜日まで。

官女の一人はお歯黒なの、知ってました?
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2010年02月24日(水) by dokinchan
7月中旬開催を予定に、開館10周年を記念した企画展「印刷博物館10年のあゆみ」展の準備をしています。これまでの10年間に開催した20タイトルの企画展を資料やパネル、映像によって紹介します。展示される資料の中には、過去一度きりしか公開していない貴重な資料も多数あります。どんな資料が展示されるか、ご期待ください。
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ラムネである。ラムネは戦後10年ちょっとで生まれた古い部類の人間なので、このブログというのが苦手である。担当からは「次は投稿するように!」と催促されるが、催促されればされるほど、何を書いて良いものかどうしても思いつかない。なんだか文集委員に卒業文集の締め切りを催促され続けた中学生の頃を思い出した。いまだに中学生並みである。
ということで、ラムネは昭和が大好きである。小説は本でしか読まない・・・というか読めない。当然好きな作家は昭和であり、それはもう、松本清張である。
松本清張の短編小説に『鬼畜』というのがある。ラムネお気に入りの話である。野村芳太郎監督によって松竹映画で映画化されているのでご存知の方も多いと思うが、主人公が印刷職人である。それも腕の良い描画石版の画工職人なのである。一応推理小説なので詳細は述べないが、この石版印刷の版となる石灰石が、話の重要な役割を担っている。清張は印刷会社や新聞社で働いていたこともあり、小説にもそれらが題材になっているものが多い。
さて、『鬼畜』を読んでみた方、そして映画を観られた方々。「その石版ってどんな技術かな?」と思われることもあろうかと思う。その答えは、ここ印刷博物館に展示されているので、是非ともご来館されたい。

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