印刷博物館ブログ – いんぱく通信

デルマックス動いてます

2013年01月10日(木) by onsen

工房にある様々な印刷機の一つ、デルマックスを紹介します。30年ほど前につくられた、全自動小型凸版印刷機です。町の活版印刷屋さんでは今でも使われているようです。

もちろん、工房でも現役で活躍しています。年に3~4回、体験コースで使用するハガキに罫線を印刷する時に使っています。先日、久しぶりに機械を動かしました。普段使っている手引きの印刷機とは違って、自動でたくさん印刷できます。

 

長年使ってきた職人さんでないと、うまく機械を動かすことができません。動く様子を見られるのは貴重です。

まずは上部にインクを流し、ローラーで練ります。

 

機械の中央部には、印刷した枚数が分かるように、カウンターがついています。

カウンターの横には紙置きがあります。紙の束をセットすると、一枚ずつ送られていき、中央にセットした版にプレスされます。そして印刷された紙は下部に送られます。滑らかな動きで、次々と印刷されます。見ていて飽きません。

印刷面はインキが乾いていないので、汚れ防止のパウダーを自動で吹きかけます。裏写りなど、紙の汚れを防ぎます。

 

ブログでは動きをお見せできずもどかしいですが、この手ブレ写真から、印刷のスピード感は伝わるでしょうか…。

20~30分ほどで1000枚のハガキを印刷できます(実はもっと速く印刷できるようですが、機械も古くなっているため、スピードを上げると精度が下がってしまうようです)。

実は、この様子は工房前のモニターにて、映像で紹介されています。ご来館の際にはぜひご覧になってください。

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