印刷博物館ブログ – いんぱく通信


 

遂に開催まで1ヶ月となったバチカン展Ⅱ

担当学芸員さんの切羽詰り具合もなかなか面白い状況になってきました。

それをこう、巻き込まれないように遠目で眺めている…だけ、

で許される訳もなく心中穏やかとは言い難いのですが…。

 

さて。

前回、オリジナルグッズ?オリジナルグッズ?!と散々アピールした手前

そろそろ何があるのか、お知らせしたいところ。

ので、担当学芸員に聞いてみました。「どこまでネタバレしていいですか?」と。

そうしたらバンバン出していいと言うことですので、

ネタ切れしない程度に適度にネタばらしをしていこうと思います。

 

今回、当館としてはグッズ展開が豊富じゃないかな、と思います。

グッズとして定番モノは勿論、図録もおや?!という感じですし、

何 よ り !  何  よ  り  !!

昨今、博物館オリジナルグッズとして流行のアレが!

出ちゃうんです!!

当館もニューヨークADC賞入賞作品展の際、ロッカーを飾って頂いた(今もですけども)アレが…

 

出ます。(おそらく)

 

これで分かる人は分かって頂けるのではないかと思います。

過去のブログの記事にヒントもありますし、実際に当館に足を運んで頂いて、

ロッカーの現状を確かめ、察するもヨシ。

ヴァチカン展前に予習で当館に是非お越し下さい。

みんなにうれしいカタチ展 イベント情報

2015年03月20日(金) by 機器好き

ユニバーサルデザインの企画展 第二弾「みんなにうれしいカタチ展 日本発ユニバーサルデザイン2015」がはじまって3週間になろうとしています。
前回の企画展「印刷表現のユニバーサルデザイン」から7年。
こんなにいろんなものが作られていて、概念が普及して定着してきたんだなーというのが
担当としての感想です。
世の中に楽しいものが増えてきているのを紹介できてとてもうれしく思っています。

というわけで、さらにその情報を伝えたくて、ギャラリートークを開催します。
展示している製品たちのユニバーサルデザインな視点を解説しながら、
みなさんに実際に体験してもらおうと計画中。
先日の閉館後も担当者とともに作戦を練りました。
ud2015
サポートスーツのこんな体験もしてもらおうかなーと。

ギャラリートークは、3/28(土)と4/4(土)の13:30~ です。
申込みは不要ですので、春休みのお散歩がてら、是非いらっしゃってください。

5/14(木)、5/15(金)には、講演会とトークショーをそれぞれ開催する予定です。
こちらの申込みも是非。

詳細は、「みんなにうれしいカタチ展」WEBページをご覧下さい。
お待ちしております。

ヴァチカン展オリジナルグッズ…?!

2015年03月10日(火) by まめまめ

本日公開となりました、ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱの特設サイト。豪華ですね!

そんな豪華な特設ページのトップ画面右下をご注視下さい。

アクセスの上、何かありませんか?
うっすらと、 「オリジナルグッズ」なる文字が…???

「オリジナルグッズ」???

何故こんなことを私がブログに投稿しているのか…?

お腹すいたネタとライブラリー関係しか投稿しないまめまめが、何故?!
それは今後の投稿で明らかになるハズ……です。

今後、私の暗躍日記が綴られていくのか、
それとも担当学芸員による私へのハッパに対する愚痴が綴られるのか
私にも分かりませんが、何かが動いているのは確かです。

その何か、は追々…。

 

3月3日 ライブラリー 閉館時間変更のお知らせ

2015年03月01日(日) by まめまめ

早いもので、もう3月となってしまいました。
ライブラリーはブックデザイン展モードから、みんなにうれしいカタチ展モードへと、急ピッチで変更しております。(急ピッチで変更しているのはライブラリーだけではないのですが 笑)

既にトピックスでお伝えしておりますが、
3月3日はギャラリーのイベント対応のため、ライブラリーの閉館時間を16時に変更させて頂きます。

(なお、4日以降は博物館閉館時間と同じ、18時です)

ご来館の皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご容赦下さい。

よろしくお願い致します。

私も、みんなにうれしいカタチ展、どうなるか楽しみ楽しみ…。

国立国会図書館から「御礼状」をいただきました!

2015年02月25日(水) by bibliothecarius

先日もこのブログで、「レファ協2014年当館事例被参照数ベスト5」をご報告しましたが、
国立国会図書館のレファレンス協同データベース事業において、
昨年一年間の当館の登録件数とアクセス数が多かったので、
国立国会図書館から「御礼状」が届きました。(*^-^*)

本格的に登録を始めた昨年に引き続き、2年連続でいただきましたが、昨年は「年間データ提供点数」のみ。

今年は、「年間データ提供点数(643点)」と「平成26年のアクセス数(91389件)」の両方でいただきました!

当館事例をご覧頂いた多くの方々にも感謝いたします。m(_ _)m

レファ協感謝状 H26年分a

レファ協DBに登録・公開することにより、他の方々の参考になれば、という思いは勿論ですが、私たちにとっても同様の事例においては資料を探すのが早くなりますし、未解決の事例の資料を外部の方にご教示いただいて次につなげられる、資料の購入や廃棄の選書の参考になるなど、大変役立っています。

登録は、開館時からの事例の遡及入力分も含まれており、まだまだデータ上空白の時期が残っていますので、しばらくは遡及分の登録にも努める必要があります。地道な作業ですし、入力の時間を作り出すのもなかなか大変なのですが、アクセス数が増えたり、このように評価していただくと、やはり嬉しく、励みにもなります。(*^-^*)


2月22日(日・猫の日←222でにゃんにゃんにゃんだから)、世界のブックデザイン2013-14展 終わりました。

今年も多くの方にご来場いただきまして、どうもありがとうございました。

これから、奈良県立図書館で約2カ月の展示が始まります。

3月3日(火)~4月29日(水)です。

東京でご覧いただけなかった方、是非、奈良にお運び下さい。

 

●P&Pギャラリーの質問票にいただいた質問の回答です●

(各本のデザイナーさんにお尋ねしました)

『IRON STILLS』に対して

質問1)ソフトカバー以外の製本候補の有無と、その提案をしたか。

回答1)多くの人の手に渡ってほしい。高画素数の写真を見せるために判型を大きくしたい。という希望があり、「安く、カジュアル」にという方向性が決まった。そこからソフトカバーが選ばれたので、ハードカバーの選択はなかった。

質問2)タイトルフォントの選択の経緯

回答2)鉄がテーマなので、鉄っぽい、ガッチリとした書体を探した。古いもので見つけたので、デジタルフォントになっていないかもしれない。本書では、古いものを書き起こして使用した。

 

『galley』に対して

質問3)ダストジャケット(カバー)用紙

回答3)NTTスフール 白

質問4)真っ白のダストジャケットにすることで、汚れを心配しなかったか、決定に至ったポイント。

回答4)まだ若い著者の第2歌集で、今後いくつも出版していくであろう歌集の最初期のものであり、そこから「真っ白」を選択した。また、本書は飾っておくものではなく、繰り返し読まれていくものであり、汚れることは必至だが、一度汚れてしまえばあとは気にならなくなるものだ。家具や革製品などで新品のものをわざわざエージングする例もあるように、汚れが味わいにもなるんじゃないか。

以上です。

来年のブックデザイン展もお楽しみに~

 


2月15日(日)、静岡県袋井市にある「月見の里学遊館」にて、出張ワークショップを開催しました。

「春を呼ぶポストカードとマイノートづくり」と題して、活版印刷機を使ったカラー印刷体験、B5サイズ64ページのノートをつくる製本体験の2つのプログラムを行いました。

 

活版印刷体験では、月見の里学遊館オリジナルの絵柄を樹脂版にして印刷しました。使うインキの色は、紅、黄、青。この3色を重ねるだけでカラー印刷ができることに、参加者のみなさんから驚きの声があがりました。

P1010799

イギリス製のアダナ印刷機を使って、順番に色を重ねて印刷します。

10984034_598797783583590_5012172333077610625_n

ポストカードが完成しました。たった3色で、さまざまな色が表現できます。

 

また、製本体験では、B1サイズの大きな紙2枚を折りたたんで中綴じのノートをつくりました。

P1010770

しるしに合わせて、大きな紙を丁寧に折りたたみます。

P1010776

綴じ・断裁の工程。表紙と中身を合わせ、背をホチキスでとめ、天・地・小口を裁ち落とします。

P1010778

ノートが完成しました。きちんとノンブルが揃っています。

 

子どもから大人まで一緒になって、熱心に作業されていました。この体験を通して、印刷や本のしくみに興味を持っていただけたら幸いです。

和紙漉き体験(と活版印刷)

2015年02月12日(木) by onsen

昨日、王子にある紙の博物館で、和紙漉きのワークショップに参加しました。

昨年和紙が無形文化遺産に登録され、注目が高まっていますが、普段手漉きの和紙に触れる機会はなかなかありません。今回は手軽に和紙漉き体験ができるということで、楽しみにしていました。

まずは、職人さんによる和紙のお話と漉き方の実演。和紙は楮などの植物と水からできています。

5

原料を加えた水をリズムよく動かして、紙を漉きます。職人さんは、水の揺れる音で、良い紙になるかどうかが分かるそうです。

7

職人さんお手製の、四季折々の押し花を使って、まだ濡れた状態の和紙に飾りつけをします。

10

手作りのプレス機で、和紙に含まれる水分をぎゅーっと絞ります。

11

温めた金属性の板に和紙を貼り付け、しっかり乾燥させます。

21

やさしい風合いの和紙ができあがりました。とても充実したワークショップでした!

 

実は、まだ先の企画ですが、紙の博物館と印刷博物館、初めてのコラボレーションワークショップを考えています。紙の博物館で漉いた和紙に、印刷博物館で活字を拾い名前を印刷して、オリジナルの名刺をつくるという内容です。

本来は平滑な洋紙の方が活版印刷には向いていますが、和紙に活字で試し刷りをしたところ、きちんと圧を加えればきれいに印刷できることが分かりました。楽しいワークショップを目指して、今は試作を進めているところです。

紙から印刷まで、全て手作りで名刺をつくってみたいという方は、来年度のイベント情報の発表をお待ちください。どうぞお楽しみに!


2015年もあっという間に2月に入りました。。今年度も残すところあと2ヶ月です。

さて、ライブラリーが参加している国立国会図書館のレファレンス協同データベース、7月に2014年前半のご報告をいたしましたが、後半と年間ベスト5のご報告を致します。

後半も、多くの方にご覧いただけたこと、嬉しく思っております。

2014年後半(7月から12月まで)の被参照数「ベスト5」を挙げますと・・・

1位  『赤毛のアン』を訳した村岡花子の夫が経営していた福音印刷という会社について
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000140637
11153件(2014年1月公開)

2位 丸五瓜唐花(?)の家紋について、由来や意味など、なんでもよいので知りたい。
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000132265
3249件(2014年2月公開)

3位 花柄家電(魔法瓶など)が昭和41年頃から出てきたようだが、なぜその時代からなのか。印刷技術のせいなのか?実際にどのような技術が使われたのか。
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000153078
1232件(2014年5月公開)

4位 印刷関係の専門事典で、 「改訂」、「増刷」、「復刻」が どう解説されているか正確に知りたい。
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000161193
1140件(2014年10月公開)

5位 片仮名の「ヘ」と、平仮名の「へ」は一体何が違うのか知りたい。
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000137387
957件(2014年2月公開)

4位に用語の質問が登場しました。事典によって微妙に解釈が違う語もあります。一般公開は10月なので、大健闘です。

2014年1月~12月の年間ベスト5は、前半とほぼ同じ、4位と5位が入れ替わりました。

1位  『赤毛のアン』を訳した村岡花子の夫が経営していた福音印刷という会社について(20249件)

2位 片仮名の「ヘ」と、平仮名の「へ」は一体何が違うのか知りたい。(7839件)

3位 花柄家電(魔法瓶など)が昭和41年頃から出てきたようだが、なぜその時代からなのか。印刷技術のせいなのか?実際にどのような技術が使われたのか。(6545件)

4位 丸五瓜唐花(?)の家紋について、由来や意味など、なんでもよいので知りたい。(4459件)

5位 書物に付けるページ番号を「ノンブル」と言うが、何故フランス語を使うのか?*未解決事例
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000134800
(2719件,2014年1月公開)

やっぱり、1位はNHKの連ドラ効果は大きかったようで、ダントツです。
家紋がなぜここまで人気なのかは私たちにも謎なのですが。。。

専門図書館ならではの質問もありますが、調べていて「へぇ」と思うことも沢山あります。

是非、一度のぞいてみてください。


1月24日(日)、静岡県清水駅前の子ども向け仕事体験施設、

「静岡市こどもクリエイティブタウン ま・あ・る 」にて、

活版印刷ワークショップを行いました。

 

こちらの施設では子どもが自らお店を開くことができ、

ゲーム屋、プラ板屋、ネイルアート屋など、

大人顔負けの本格的なお店がたくさん並んでいます。

子ども店長が店番をし、体験に来た子どもたちに仕事をしてもらう、

というとても珍しいシステムです。

 

今回は、「プロに教わる特別なおしごと」ということで、

スタッフ4名で先生役としてお招きいただきました。

まず子どもたちは、施設内のハローワークにて希望の仕事を探します。

総勢26名の小学生が、活版印刷のお仕事を選んで参加。

好きな一文を活字で組み、絵柄を選び、コースターを印刷します。

DSC00107

完成した作品は施設内のお店で販売されるため、

どんな言葉を印刷したら買う人が喜ぶか、

みんな頭をひねって考えてくれました。

DSC00127

言葉が決まったら一文字ずつ活字をひろいます。

DSC00146

選んだ樹脂版の絵柄と組み合わせ、

P1010717

手動活版印刷機で一枚ずつ力をこめて印刷。

P1010721

素敵なコースターがたくさんできました!

P1010726

完成作品販売中。人気作品はすぐに完売です。

P1010712

お仕事体験ということで、参加者にはまある通貨で給与が支払われ、

そのお金で自分の作ったコースターを買うこともできます。

 

今では身近なものではなくなってしまった活版印刷ですが、

子供たちからは嬉しい感想をたくさん聞くことができました。

体験を通し社会の仕組みを楽しく学ぶことができる、

とても印象に残るワークショップとなりました。

 

カレンダー

2017年11月
« 10月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

カテゴリ一覧

月別アーカイブ

Copyright 2015 © Printing Museum, Tokyo. All rights reserved.