印刷博物館 printing museum, Tokyo
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「年画」
「年画」  印刷発祥の地とされる中国では、古くから、年画と呼ばれる縁起ものの版画が民間に伝えられ、今日に受け継がれています。

 年画は、災難除け、商売繁盛、長寿、五穀豊穣などを祈るために用いられた版画で、中国の人々は、正月を迎えると、門や扉、家の中などに貼り、一年がよい年であるように祈りました。

 唐の時代に民間に広がり、明、清の時代に最盛期を迎えた年画は、江戸時代に日本へ伝えられ、浮世絵版画に大きな影響を与えたといわれています。木版摺りによって伝統的に製作されてきましたが、最近では、オフセットによる印刷が主流となっています。

 また年画には、彩り豊かな、さまざまな図柄が描かれています。今回紹介する「麒麟送子」は、立派な子供が授かることを願って貼られた年画で、伝説上縁起のよい動物とされる麒麟が送り届ける子供なら立派な子供であるだろうという意味が含まれています。今日では、子供が早く授かるようにと新婚家庭に用いられています。   










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