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【コレクション】
コレクション探訪
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江戸暦は、万治二(1659)年に日本橋大伝馬丁に創業した江戸の本問屋、鱗形屋で摺られました。以来、江戸を中心に頒布され、幕末には北海道にも及びました。
「丁巳」年の安政四(1857)年は2、5、6、8、9、11、12の各月が大(30日)の月、その他の月が小(29日)の月でした。この年は閏月があり、大の月と小の月両方に5月があります。太陽暦は一年365日ですが、太陰太陽暦にもとづく大小暦では一年は約354日になるため11日の差が生じます。このため、二、三年ごとに閏月を置くことで日付と季節のずれを調整しました。閏月を入れた安政四年は384日であることがこの暦の中央に記されています。またその上に、「金神とらういぬい(寅、卯、戌、亥)」(寅・卯は北東および東、戌・亥は北西のことです)とありますが、金神は凶神であり、その存在する方位は極めてよくないとされており、江戸時代の貞享暦から、一般的に暦に記載されるようになりました。
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