印刷博物館 printing museum, Tokyo
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「島活字」
「島活字」  幕末、多くの人々が新しい社会や方法を模索した時代、この活字を作った島霞谷(しまかこく)にとってもそれは同様でした。単なる新し物好きと言ってしまえばそれまでですが、西洋から伝わった新しい記録メディアを積極的に試し、技法を研究し、自分に関わりのある人や物を記録した人物、それが霞谷です。油絵、写真そして活字などさまざまな分野に関心を示しますが、それぞれが霞谷にとっては実験であり、傾倒した記録メディアでした。

 霞谷の開発した活字はその原型を作る母型(ぼけい)と父型(ふけい)の素材に特徴があります。通常は金属を使用するのですが、霞谷は黄楊(つげ)と柳の木を用いています。木を使用する方法は非常に珍しく、鋳造時に生じる熱の対策に適度の湿り気がある柳を母型に用い、母型に打ち付ける父型は、柳よりも硬い黄楊を使用するというユニークな発想に、彼の柔軟な思考力をみることができます。

 この活字は東京大学医学部の前身である大学東校(だいがくとうこう)の教科書に数多く使用され、明治の近代的な医学教育に大きな貢献を果たしました。なお、この活字は博物館の総合展示「文字を活かす」のブロックで展示されています。   










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