ユニバーサルデザインという言葉が、近ごろにわかに注目を集めるようになりました。わたしたちの生活現場にある施設や製品のあり方についての、あたらしい提案です。
どんな心身の能力がある人にも、だれでも安心して使用できるようなデザインを提供しようという提案。印刷物についていえば、視覚能力のちがいをこえて、みんながアクセスできるような、つまりユニバーサルなデザインを考えようということ。バリアフリーよりも、もっと視野の広い見方といえるかもしれません。
たとえば、視力の減退のために、不便・不自由をしのんでいる人も多いことでしょう。字が小さいとか、色が見分けにくいとか。じつは、私もそのひとりなのですが。
でも、制作者のちょっとした配慮や思いやりがあれば、困難は克服できるでしょう。利用者に無理をおしつけず、しかも美しさを保全できるデザインのために、関係者が努力をかたむけてきました。
その試みの実例をご覧いただきます。印刷表現に新時代の到来が予感できるのではないでしょうか。皆さまのご感想をお聞かせください
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