館長メッセージ

2006年12月21日

SEASON’S GREETINGS

歳末と新年のごあいさつを申しあげます。印刷博物館では、2006年の活動をふりかえり、収めた成果と果たしそこなった課題とを、綿密に整理したところです。2007年には、よりいっそう気をひきしめて、観覧の皆さんはじめ、関係の方がたのご期待に沿うことができるよう、力を尽くす所存です。

2007年には、2つのポスター展や世界出版文化史展など、大きな展覧会を予定しています。また、地域社会や知識社会にたいしても、従来にもました連携と貢献を達成するために、創意ある試みをめざしています。

どうか、よろしくご支援のほど、お願い申しあげます。

印刷博物館館長

樺山 紘一

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館長プロフィール

印刷博物館館長

樺山 紘一

1941年、東京生まれ。1965年、東京大学文学部卒業、同大学院修士課程修了後、1969年から京都大学人文科学研究所助手。1976年から東京大学文学部助教授、のち同教授。2001年から国立西洋美術館長。2005年から印刷博物館館長、現職。専門は、西洋中世史、西洋文化史。おもな著作に『異境の発見』、『地中海、人と町の肖像』、『ルネサンスと地中海』、『歴史のなかのからだ』、『西洋学事始』、『歴史の歴史』、『ヨーロッパ近代文明の曙 描かれたオランダ黄金世紀』など。