館長メッセージ

2010年1月5日

新年のごあいさつ

新年おめでとうございます。昨年中は、皆さまにたいへんお世話になりました。

どうか今年も宜しくご支援いただきますよう、お願い申しあげます。

わたしたちの博物館は2000年の秋に誕生しました。今年の秋に満10歳になります。この夏から秋にかけては、10年間の歩みを振りかえるような展覧会を予定しています。

まだまだ発展途上の博物館です。これからも、印刷文化についての調査や研究をもとに、関心をおもちの多数のお客さまにむけて発信をめざし、意欲にあふれた活動を続けていきたいと考えています。ぜひとも、有意義なヒントなどお寄せいただけますでしょうか。

皆さまにとっても、幸多い年でありますよう、お祈りしています。

印刷博物館館長

樺山 紘一

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館長プロフィール

印刷博物館館長

樺山 紘一

1941年、東京生まれ。1965年、東京大学文学部卒業、同大学院修士課程修了後、1969年から京都大学人文科学研究所助手。1976年から東京大学文学部助教授、のち同教授。2001年から国立西洋美術館長。2005年から印刷博物館館長、現職。専門は、西洋中世史、西洋文化史。おもな著作に『異境の発見』、『地中海、人と町の肖像』、『ルネサンスと地中海』、『歴史のなかのからだ』、『西洋学事始』、『歴史の歴史』、『ヨーロッパ近代文明の曙 描かれたオランダ黄金世紀』など。