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伏見版「貞観政要」
伏見版「貞観政要」  天下分け目の関ヶ原の合戦が始まるその七カ月前、徳川家康は、一冊の書物を刊行させました。それがここに紹介する伏見版『貞観政要』です。

 『貞観政要』は、唐の皇帝太宗と群臣との間に論じられた政治論などを記録したもので、治世の参考に読まれました。日本にも唐代に伝わり、以後重視されましたが、中でも家康は、愛読書としていただけでなく、自ら命じて刊行させたのです。

 印刷には、木版ではなく、木活字が用いられました。この木活字による印刷は、家康が慶長4(一五九九)年に、閑室元佶に木活字十万余個を与えて、京都伏見の円光寺において印刷、出版させたことに始まる事業の一つで、伏見版と呼ばれています。また、印刷に用いられた木活字を伏見版木活字といい、後に家康が駿河においてつくらせた銅活字(駿河版銅活字・当館にて展示中)とともに重要文化財に指定されています。

 秀吉没後、再び天下争いが起こるかという緊迫した状況下に刊行された同書は、家康の学問への関心の高さを物語る貴重な史料といえるでしょう。   










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