館長メッセージ

2020年12月15日

「世界のブックデザイン2019-20」展にどうぞ

今年も、ブックデザイン展の季節となりました。デジタル化の急速な進行によって、「紙の本」は片隅に追いやられるのではとの心配も広がる昨今です。ところがどうでしょう。本の美しさ、本の楽しさへの願いは、かえってますます盛りあがっているという感想が伝えられています。

世界の国ぐにから、それぞれのコンクールで選ばれたあわせて約90点の入選作品を展示します。新型コロナウイルスの影響で、出展の形はやや変則的となりましたが、今年もまた、「美しい本の現在」をお楽しみいただければ幸いです。

印刷博物館館長

樺山 紘一

印刷博物館館長

樺山 紘一

1941年、東京生まれ。1965年、東京大学文学部卒業、同大学院修士課程修了後、1969年から京都大学人文科学研究所助手。1976年から東京大学文学部助教授、のち同教授。2001年から国立西洋美術館長。2005年から印刷博物館館長、現職。専門は、西洋中世史、西洋文化史。おもな著作に『異境の発見』、『地中海、人と町の肖像』、『ルネサンスと地中海』、『歴史のなかのからだ』、『西洋学事始』、『歴史の歴史』、『ヨーロッパ近代文明の曙 描かれたオランダ黄金世紀』など。