館長メッセージ

2021年8月5日

「日本のパッケージ展」の開会です

例年、催してきた「日本のパッケージ展」。本年はもうひとつ、パッケージを別の側面から見た企画を併せ開催します。少し趣を変えて、「縄文と弥生のデザイン遺伝子-複雑とシンプル」という表看板を掲げました。パッケージデザイン協会と当方とのコラボレーションによって、斬新なアイディアの展覧会が実現したと、ひそかに自負しています。

縄文と弥生、あるいは複雑とシンプルという、2つの異なったデザイン・ポリシーのもと、現代日本のパッケージは、広いフィールドを開発してきました。そのことを検証するために、約140点に及ぶ作品を展示しています。どうか、この私たちの挑戦について、ご批評をいただけるでしょうか。

10月3日まで開催しています。どうか奮ってご来館ください。

印刷博物館館長

樺山 紘一

印刷博物館館長

樺山 紘一

1941年、東京生まれ。1965年、東京大学文学部卒業、同大学院修士課程修了後、1969年から京都大学人文科学研究所助手。1976年から東京大学文学部助教授、のち同教授。2001年から国立西洋美術館長。2005年から印刷博物館館長、現職。専門は、西洋中世史、西洋文化史。おもな著作に『異境の発見』、『地中海、人と町の肖像』、『ルネサンスと地中海』、『歴史のなかのからだ』、『西洋学事始』、『歴史の歴史』、『ヨーロッパ近代文明の曙 描かれたオランダ黄金世紀』など。