館長メッセージ
2024年12月19日
「世界のブックデザイン2023-24」がはじまりました
「世界のブックデザイン2023-24」展の季節となりました。「世界で最も美しい本コンクール2024」をはじめ、「第57回造本装幀コンクール」、ドイツ、スイス、カナダ、フィンランド、デンマーク、中国各国で開催されたブックデザインコンクール受賞図書、あわせて約150点をご紹介します。
今回は久しぶりに北欧のコンクールを2つご紹介します。一つ目は、1947年から開催されているフィンランドのコンクールで、本展では初めてとりあげます。二つ目は、2007年から続くデンマークのコンクールで、同国の製本工芸協会が主催しているものです。
また、昨年に続き、スイスのコンクールからは「世界で最も美しい本コンクール」に4点の作品が選ばれました。毎年新しい発想でブックデザインを生み出しているスイスの本は注目に値し、今回もご紹介できることをうれしく思います。
最後になりましたが、本展開催にあたり多くの団体や個人の方々にご協力いただきましたことを、この場を借りて深くお礼申し上げます。
印刷博物館館長
金子 眞吾
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館長プロフィール
印刷博物館館長
金子 眞吾(かねこ しんご)
1950年生まれ。1973年4月凸版印刷株式会社入社。2010年6月代表取締役社長を経て、2019年6月より代表取締役会長。2021年10月から印刷博物館館長、現職。