館長メッセージ

2022年4月25日

「グラフィックトライアル2022 -CHANGE-」がはじまりました

今年も、グラフィックトライアルの季節がやってきました。
第16回となったグラフィックトライアル。第一線で活躍するクリエイター5組と、トッパンが協力し、印刷表現の可能性を追求しました。デザインやアイディアが技術を高め、技術が新たな表現を生み出す。その相互作用が、グラフィックトライアルの醍醐味です。もちろん、意見が衝突することもあるでしょう。しかし、その衝突によって生まれる化学反応こそが、表現を別の次元へと高めるエネルギーとなるはずです。
今回の本展のテーマは「CHANGE」としました。新たなグラフィック表現への試みを楽しんでいただけたら幸いです。まだ見ぬ世界を拓くべく挑戦したトライアルの成果を、本展で余すことなくご覧ください。そして、ご批評・ご感想を、ぜひお寄せください。みなさまのお声が、今後のグラフィックトライアルを創りあげていくうえで、何よりの励みとなります。
末筆となりましたが、開催にあたり、ご協力いただきました方々にこの場を借りて深くお礼申し上げます。

印刷博物館館長

金子 眞吾

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館長プロフィール

印刷博物館館長

金子 眞吾(かねこ しんご)

1950年生まれ。1973年4月凸版印刷株式会社入社。2010年6月代表取締役社長を経て、2019年6月より代表取締役会長。2021年10月から印刷博物館館長、現職。