企画展示

開催終了

空海からのおくりもの

高野山の書庫の扉をひらく

2011年4月23日(土)~2011年7月18日(月・祝)
10:00~18:00(入場は17:30まで)

東京で初公開!
高野山伝来の書物・版画・版木で出版の源流をたどる旅

高野山(和歌山県伊都郡高野町)にある寺院6個所から、このたび秘宝計79点(国宝2点、重要文化財31点含む)をお借りし、公開いたします。数点をのぞき、高野山をまさに「下山」するのは、今回がはじめての資料ばかりです。
高野山は広く知られる通り、弘法大師空海が九世紀初頭に、真言密教修行のために開きました。山内の寺院では日々の勤行や密教研究のために書物を必要としてきました。特に鎌倉時代以降盛んになった高野山での出版は高野版と呼ばれ、弘法大師空海招来の密教経典や教書を中心に、数多く世に送りだされてきました。
高野山のように出版黎明期からの文化財を体系的に所蔵するところは稀です。今回の展覧会が、日本人にとって書物とはなにかを考える貴重な機会になれば幸いです。

※6月7日(火)から作品の一部が入れ替わりますのでご注意ください。

会期

2011年4月23日(土)~2011年7月18日(月・祝)

休館日

毎週月曜日(ただし、7月18日は開館)

開館時間

10:00~18:00(入場は17:30まで)

入場料

一般800円、学生500円、中高生300円、小学生以下無料
※20名以上の団体は各50円引き
※65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳等お持ちの方とその付き添いの方は無料

主催

凸版印刷株式会社 印刷博物館

後援

読売新聞社

協力

高野山真言宗総本山金剛峯寺/財団法人高野山文化財保存会

イベント情報

講演会

空海からのおくりもの-『ん』の誕生秘話

  • 山口謠司(大東文化大学文学部中国学科准教授)

    日本語成立に果たした空海の役割についてお話しします。

    日時:2011年5月8日(日)15:00~16:30(終了時間は予定です) 会場:印刷博物館 グーテンベルクルーム 料金:無料(ただし印刷博物館本展示場入場料が必要です) 定員:80名
    事前申込必要
空海からのおくりもの 高野山の書庫の扉をひらく
2011年4月23日(土)~2011年7月18日(月・祝)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
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