企画展示
マインツ・インパルス
2022年4月19日(火) ~ 7月24日(日)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
マインツ・インパルス(Mainzer Impuls)とは、失われつつある活版印刷文化の保存をめざし、賛同者を募る声明のことです。2020年、マインツ(ドイツ)にあるグーテンベルク博物館が中心となり、発表されました。
15世紀、グーテンベルクによる活版印刷術の登場によって情報革命がもたらされ、私たちのコミュニケーションは劇的に変化を遂げました。印刷以上に世界を変えた発明は、他に類を見ないといっても過言ではありません。
デジタルメディアの進展によって、活版印刷の文化・技術は、急速に失われつつあります。マインツ市、ならびにグーテンベルク博物館は、これらの重要な技術が間もなく失われることに注意を喚起するために、マインツ・インパルスを発表しました。当館はこの宣言に深く共感するとともに、日本でも本活動を推進するため、「マインツ・インパルス」展を開催します。本展では、西洋式活版印刷の発明にグーテンベルクが果たした功績や、活動の主催者である「グーテンベルク博物館」を紹介します。
会期
2022年4月19日(火) ~ 7月24日(日)
休館日
毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)
開館時間
10:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料
一般400円、学生200円、高校生100円、中学生以下無料
※20名以上の団体は各50円引き
※70歳以上の方は無料
※障がい者手帳等をお持ちの方、および付き添いの方は無料
※上記入場料で常設展もご覧いただけます。
事前予約の際は「常設展」をお選びください。
共催
凸版印刷株式会社 印刷博物館/グーテンベルク博物館
展示物および展示風景
イベント情報
「マインツ・インパルス」オンライン解説 01
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マインツ・インパルス(Mainzer Impuls)とは、失われつつある活版印刷文化の保存をめざし、賛同者を募る声明のことです。2020年、マインツ(ドイツ)にあるグーテンベルク博物館が中心となり、発表されました。
当館も、今回の取り組みやグーテンベルク博物館のミニ展示コーナーを開設し、日本での周知を行っています。今回は、マインツならびにグーテンベルク博物館の紹介と共に、「マインツ・インパルス」の意義について、お話しします。日時:2022年5月15日(日)15:00~15:30 参加費:無料 視聴方法:Zoomウェビナー配信
視聴当日までに Zoomへのご登録を、完了していただきますようお願い申し上げます。 定員:450名(先着順、事前申込制) アーカイブ配信:配信終了後~2022年5月22日(日)23:50まで実施予定事前申込必要
驚くべきグーテンベルクの遺産
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第2回となる今回は、西洋式活版印刷術の祖として評価の高いヨハネス・グーテンベルク。学芸員として取り組んできた経験をもとに、日本ではあまり取り上げられてこなかった彼の三つの「遺産」を取りあげます。
日時:2022年6月16日(木)18:30~19:00 参加費:無料 視聴方法:Zoomウェビナー配信
視聴当日までに Zoomへのご登録を、完了していただきますようお願い申し上げます。 アーカイブ配信:配信終了後~2022年6月23日(木)23:50まで実施予定事前申込必要
ここがすごい! グーテンベルクが生んだ活版印刷術
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最終回となる今回は、マインツ・インパルスが保存を目指す活版印刷術について紹介します。基本的な技術の紹介にくわえ、現役で稼働中の木製印刷機による印刷実験結果をまじえながら、グーテンベルクが活版印刷術を駆使してつくった42行聖書のスゴイ点について考えます。
日時:2022年7月14日(木)18:30~19:00 参加費:無料 視聴方法:Zoomウェビナー配信
視聴当日までに Zoomへのご登録を、完了していただきますようお願い申し上げます。 定員:450名 アーカイブ配信:配信終了後~2022年7月21日(木)23:50まで実施予定事前申込必要
10:00~18:00(入場は17:30まで)