コレクション
マルティン・ルター ドイツ語著作全集(ヴィッテンベルク版)
収蔵品
1548~1559年制作/サイズ:212×315×93mm(横×縦×厚み)
資料番号:51920~51930、52930
16世紀ドイツ宗教改革を指導したルターは数多くの著作を印刷・出版することで改革思想を浸透させました。それらドイツ語の著作を最初にまとめたのがヴィッテンベルク版のドイツ語著作全集です。
ルターが序文を寄せ、新約聖書の書簡の講解を中心に構成した第1巻が1539年に出版されました。ルター没後2年の1548年に第2巻が、そして1559年までに全12巻が、別途ラテン語の著作全集も1545年から全7巻が刊行されています。散逸しているものもあり、聖書のドイツ語訳は含まれていないなど、すべての著作が網羅されてはいません。しかし総ページ数は約14000ページにのぼり、約30年にわたるルターの執筆活動の勢いがわかります。ハンス・ルフトを中心にヴィッテンベルクの複数の印刷者がかかわっており、各巻平均5~6版が確認できます。
大学都市イエナでもルター全集が出版されたほか、アイスレーベン版(16世紀)、アルテンブルク版(17世紀)、ライプチヒ版、ヴァルヒ版第1版(以上18世紀)、エルランゲン版、ヴァルヒ版第2版(以上19世紀)、ワイマール版(19~21世紀)が刊行されるなど、各時代・各地で著作がまとめられました。