コレクション

ディングラープレス(ハーガープレス)

収蔵品

サイズ:1100×1500×1700mm(横×縦×厚み)

資料番号:53011

ディングラープレスは、クリスチャン・ディングラーによって開発されました。ディングラーが最初に開発したこのタイプは、ハーガープレスと呼ばれ、後にはツヴァイブリュッケンプレスと呼ばれる改良型も発表しています。
1827年、ドイツのツヴァイブリュッケンに工房を設立したディングラーは、当初はスタンホーププレスやコロンビアンプレスの複製を製作していました。1835年、アメリカから送られてきた印刷機を元にディングラープレスを開発します。ハーガープレスと呼ばれるのは、元になる印刷機を送付した活字・印刷機販売業者のハーガーがその印刷機を発明したと勘違いしたものと思われます。
この印刷機は、圧力をかける機構に従来の木製印刷機のようなねじを使用していません。トグルジョイントと呼ばれる肘のような機構をもち、まさに肘の曲げ伸ばしで圧盤を押し下げ、印刷します。印刷機の上部には、月桂冠をもつ2頭のグリフィンの彫刻が取り付けられています。この彫刻は、印刷が人類にもたらした知恵を象徴しているといわれています。